電気・建築科

建築コース


1.建築コースでは何を学ぶのだろうか?

 建築物は「人間生活の器(うつわ)=建築物」であるといわれています。建築物はいつも文化の発展に対応しながら個人的、社会的な人間生活を包み、これに便利で快適で安全な場を与えるものとして追求されてきました。建築科では、この「人間生活の器(うつわ)=建築物」を建築するための、基礎的、基本的な知識と技術を学ぶため、次のような科目を勉強します。

・建築構造
 木構造、鉄骨構造、鉄筋コンクリート構造、補強コンクリートブロック造などの各種構造についてどの様な部分から成り立っているか、また、どのような材料が使用され、どのように組み立てられているか、さらにどのようなことを考えて作らなければならないかなどについて基本的なことを学ぶ。


・建築設計
 建築物に作用する力(風、雪、地震等)にたいして安全であり、しかもむだなく経済性の高いものとするための構造物の構成や形状、これらに作用する力の性状、使用材料の性質などについて基本的なことを学ぶ。


・建築施工
 建築技術、生産の歴史、地盤調査、土工事、地業基礎工事、主体工事、仕上げ工事などの施工法について基本的なことを学ぶ。


・建築計画
 建築物の歴史、気候・日照・日射・採光・照明・換気・通風・音響等の内外の環境と建築物との関わり、住宅・集合住宅・事務所等の敷地、配置、平面、構造、設備計画の基本的なことを学ぶ。


・建築法規
 建築基準法等、建築に関する法律を学ぶ。

・その他
 建築製図・建築実習・工業技術基礎・工業情報数理・課題研究

 

 ◎建築コースの取り組み(専門科目の学習の様子)はこちらから◎

 
2.取得を奨励している資格

 ・2級建築施工技術者
  在学中受験可・H12年1名、H13年1名合格


 ・2級建築士
   卒業後3年間の建築に関する実務経験で受験できます。


 ・1級建築士
   2級建築士として4年間の建築に関する実務経験で受験できます。